大切な、道具
- 2009-10-20(18:05) |
- 未分類
今日は僕の大切な、お道具さんを
紹介します。
庭屋といえば、まずこれ

垣バサミとか、大バサミとか呼ばれてます。
生垣や、低木の寄せ植え、仕立物の剪定に使います。 です。
この鋏は、僕の先輩(兄弟子)から頂いたもので
首の部分(写真の上側)に先輩の名字が打ち込まれています。
その下に、僕の名字も打ち込まれています・・・いや、打ち込みました。
一方の首には、鍛冶職人の印と、打った年月が入っています。
京都の鋏で、そこらへんでは絶対に見ることの出来ないものです。
大げさかもしれませんが、僕の憧れの鋏でした。
次は、どれにしょうかなー
よし、この三つ

左から・・・切バシ、地ゴテ、くり針
んじゃ、説明します。
まずは、切バシ!
本来の鋏の姿で、形は生花に使ううものと似ていますが、大きさが全然ちがいます
当然、鋏ですから、剪定をするための道具ですが、使うのにちょっとコツがいるので
あまり使って無かったですねー
これも、京都の鋏
次は、地ゴテ!!
左官さんが使う鏝とはちょっとちがいます。
庭屋はこの鏝を使っていろいろ作業をこなしますよ。
整地作業は当然、コケを張ったり、花を植えたり、又は釘を打つことも出来ます。
この地ゴテは、高知の加治屋さんで打ってもらいました。
当然形も僕のオリジナルです。
ハイ最後は、くり針!
なんでこれ? やろ。
これは、竹垣を作る時、穴にシュロ縄を通して使います。
建仁寺垣のような、竹と竹がぴったり合わさるような竹垣は
これが無いと、ちとキビシゾ!
これは、自分で作りました。
鉄を焼いて、叩いて作りました

お施主さんから、手間賃をいただくのに、素人さんと同じ道具で仕事を
するわけには行きません。
本職なら、当然、本職らしい道具で、仕事をさせていただく。
皆がよく言うのは。
ぼくは、まだ未熟ですから とか
そんな、高価なものは 。。。 とか
未熟な者でも、仕事先では本職!
ええかげんな道具を使ってはいけません。
道具に見合う技術を付けるために、努力すればいいだけの事!
自己満足かもしれませんが、いつもそう思っています。
・・・・・・・・ どうしたがぁ 。。。。。 飲んじゅうろっ

スポンサーサイト